大体1MB/s位しかでていないので、『iPerf3』を利用して計測してみることにした。
iperf は、TCP/UDPのネットワーク最大帯域幅パフォーマンスを測定できるベンチマークツール。
準備
ラズパイ側
# apt install iperf3
PC側
- https://iperf.fr/iperf-download.phpからiPerf3 Windows64bit版をダウンロード。
- zipファイルを解凍して出てきた2つのファイル「cygwin1.dll」と「iperf3.exe」を"C:\WINDOWS\system32"に移動。
計測
ラズパイ側
# iperf3 -s
>>サーバーとして起動
PC側
- コマンドプロンプトを開き、"iperf3 -c <IPaddress>"を入力
eth0 >7.31Mbits/sec ~ 8.78Mbits/sec
wlan0>8.25Mbits/sec ~ 8.36Mbits/sec
上記から大体1MB/sというのは当たっているみたいだけど、、、遅い!!
定番の『CrystalDiskMark』でも調べてみた。
ラズベリーパイのSMBフォルダをネットワークドライブに割り当てることで、計測可能となる。
→ PC ~ ルーター ~ コンバータ --- AP --- RPi (---有線、~無線)
ルーターとPCとメディア関連の設置場所がすべてことなるので、上記のような面倒な状況となっている。
改善策1
・無線LANの反応が悪いのはパワーマネジメント機能がONになっているためらしいので、これをOFFにしてみる。
パワーマネジメント機能の切り方
ラズパイ側
# iwconfig
>>Bit Rate=135Mb/s だと!!
>>Power Management:on 現在ONになっているので、
# iwconfig wlan0 power off
# iwconfig にて確認
>>Bit Rate=150Mb/s になってるし、、、
>>Power Management:off OFFになった。
再度iPerf3で確認
eth0>7.23Mbits/s ~ 7.42Mbits/s
wlan0>6.92Mbits/s ~ 7.94Mbits/s
若干数値下がってるし。
改善策2
・PCをアクセスポイント(AP)に有線接続して計測してみた。
→ PC --- AP ---RPi(---は有線)
PC - RPi 間のネットワーク改善が必要!
使用しているストレージはruf3-sp64g-bkでRPi3B+はUSB2.0接続なので、PCにUSB2.0接続するよりも高速という不思議。
ただ、通常の使用では
→ PC ~ ルーター ~ コンバーター --- AP --- RPi (---有線、~無線)
APにRPi、TV、BDレコーダーを有線接続している。
通常のマルチメディア視聴環境はAP以下で収まっているが、PCだけインターネットを使用するため、ルーターの無線ネットワークに接続させている。
PCからAPへ無線接続してみた。
→ PC ~ AP --- RPi (---有線、~無線)
ルーターとコンバータ経由より2倍は早いけど、それでも有線に比べて遅すぎ。PCのWiFiが遅いのか。
使用している無線ラン子機はTP-Link TL-WN725Nで公称150Mbpsの通信速度がある。
PCのインターネット速度を計測。
使用したのは『google』のインターネット速度テスト。
アップロードで1.3MB/s弱しか出ていない。updownで2.2MB/s。
デフォルトゲートウェイに”ping 192.168.0.1 -l 60000”してみた。平均=43ms
帯域≒(Byte*2)/s=60000*2/0.043≒2.66MB/sなので、
これは、無線ラン子機が原因か!?
スマホで上記と同じインターネット速度テストをしたところ、DL:31.8Mbps、UL:43.3Mbpsだったので、PCの無線ラン子機がボトルネックになっているという推測となった。
後日、無線ラン子機を買いなおしてみよう。
2019.12.12追記
WI-U3-866DSを購入(2019.11月)
2011.1.4追記
WN-AX1167GR2を購入(2019.12月)
PC(WI-U3-866DS)~無線~ WN-AX1167GR2 -有線ー RPi
だいぶ有線接続の値に近づいた。
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