2019年10月20日日曜日

RaspberryPi FTP導入

FTPサーバ導入

環境:RaspberryPi3B+
FTPサーバソフト:vsftpdを使用
テキストエディタ:nano
FTPクライアントソフト:FFFTP
PC:Windows10Home


ラズパイ側
$ sudo apt-get update
 >パッケージリストの更新
$ sudo apt-get install vsftpd
 >vsftpdパッケージをインストール
$ sudo nano /etc/vsftpd.conf
 >設定ファイルの編集

/vsftpd.conf


>anonymous_enable=NO
 anonymousユーザーを無効
(デフォルトで無効)
>local_enable=YES
 ローカルユーザを有効
>write_enable=YES
 書き込み有効
>local_umask=022
 アクセス権設定
 

umask:新規ファイル/ディレクトリ作成時のアクセス権を設定するコマンド。



>ascii_upload_enable=YES

>ascii_download_enable=YES
 アスキーでアップロード・ダウンロードを有効
(無効の方が良いかも)
 
 ファイル転送モード:アスキー(テキスト)モード、バイナリモード
 テキストの改行コードはOSによって違う。Unix/Linux系はLF、WindowsはCRLF。
 アスキーモードでは環境に合わせてファイルを変換して転送する。(勝手に修正される)


>chroot_local_user=YES
 ローカルユーザのchroot化。
>chroot_list_enable=YES
 リスト有効
>chroot_list_file=/etc/vsftpd.chroot_list
 リストのパス
chroot:ルートディレクトリを変更し、その範囲外のファイルにはアクセスできなくする。

 chroot_local_user=YESの場合、chroot_listはchroot無効のリスト

 chroot_local_user=NOの場合、chroot_listはchroot有効のリスト  

編集が終わったら、「Ctrl+o」で保存、確認が出るのでエンター、「Ctrl+x」でnanoを修了させる。

$ sudo nano /etc/vsftpd.chroot_list


>pi
  ユーザpiの追加


$ sudo service vsftpd restart
 >vsftpd をリスタート
$ sudo reboot
 >ラズパイの再起動
$ sudo service vsftpd status
 >起動状態の確認

Active: active (running)~と書かれていればOK


PC側
・FFFTPをインストール。
『FFFTP』:FTPクライアントの定番ソフト。DL
・FFFTPを起動。
・接続先の設定 >新規ホストを選択

・ホストの設定
>ホストの設定名:適当でOK
>ホスト名:IPアドレスを記載(ホスト名:raspberrypi でも可)
>ユーザー名:pi
>パスワード:raspberry(デフォルトの場合)
 (vsftpd.confファイルの編集時にanonymous_enable=YESとしていれば、anonymousにチェックを入れれば、使用可能。)
・接続をクリック
・左側にPC、右側にラズベリーパイのディレクトリが表示されれば完了。

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