2019年10月12日土曜日

Raspbianの初期設定

Noobs入りSDカードの準備とかは他のサイトにたくさんあるので省略。

環境:
Description:Raspbian GNU/Linux 10 (buster)
RaspberryPi3 B+


Raspbianのデフォルト
ユーザー名:pi
パスワード:raspberry


#SSH と VNCを有効化
「設定」>「RaspberryPiの設定」>「インターフェイス」>SSH:有効、VCN:有効
※デフォルトではSSHは無効。最初からヘッドレスで操作したい場合には、bootパーティション内に”ssh”という空のファイルを作っておく。

#GPUメモリの変更
「設定」>「RaspberryPiの設定」>「パフォーマンス」>GPUメモリ:単位はMB
ラズパイでビデオ再生するわけでもなく、問題が出るまではデフォルトのまま。

#パスワードの変更
$ sudo raspi-config

 
「1.Change Use Password Change password for the current user」を選択。
新しいパスワード:●●(表示されない)
新しいパスワードを再入力してください:上と同じパスワード(表示されない)
passwd: パスワードは正しく更新されました

#IPアドレスの固定化
画面右上のWiFiのマークを右クリックして
『Wireless & Wired Network Settings』から設定可能。
あえてCUIからしようとすれば、下記の通り、dhcpcd.confを修正する。

$ sudo nano /etc/dhcpcd.conf

<<文末に追記・WiFiの場合>>
--------/etc/dhcpcd.conf------------------
interface wlan0
static ip_address=192.168.x.y
static routers=192.168.x.1
static domain_name_servers=8.8.8.8
----------------------------------------------

#日本語入力の有効化
$ sudo apt update
$ sudo apt install fcitx-mozc
※apt-get ではなく apt と使うように変更されたらしい。別に使えるからどちらでもいいと思うけど。

#sources.listの編集(別にやらなくても良い)
$ sudo nano /etc/apt/sources.list

1行目を#でコメントアウトして、下の1行を追加
deb http://ftp.riken.jp/pub/Linux/debian/debian buster main contrib non-free

$ sudo apt update
$ sudo apt dist-upgrade
$ sudo apt autoremove
$ sudo apt autoclean
$ sudo reboot


#sources.listに記述すべき最適なミラーサイトの決定
ミラーサイト一覧からpingを打って、応答速度の速いサイトトップ10を選んでくれるコマンドがある。
$ sudo apt install netselect-apt
$ sudo netselect-apt
以下は環境によって異なるが、私の環境では以下のミラーサイトが良いみたい。
>The fastest 10 servers seem to be:
>    http://ftp.riken.jp/Linux/debian/debian/
>    http://mirrors.edge.kernel.org/debian/
>    http://hanzubon.jp/debian/
>    http://ftp.yz.yamagata-u.ac.jp/debian/
>    http://debian-mirror.sakura.ne.jp/debian/
>    http://ftp.jaist.ac.jp/debian/
>    http://ftp.ntou.edu.tw/debian/


#公開鍵の更新
※sources.list に記述しているサーバの公開鍵の有効期限が切れていると、apt updateすると「公開鍵を利用できないため、以下の署名は検証できませんでした」というエラーが発生します。
私の環境では以下の3つが有効期限切れだった。
NO_PUBKEY 04EE7237B7D453EC
NO_PUBKEY 648ACFD622F3D138
NO_PUBKEY DCC9EFBF77E11517

$ sudo apt-key adv --keyserver keyserver.ubuntu.com --recv-keys 04EE7237B7D453EC
$ sudo apt-key adv --keyserver keyserver.ubuntu.com --recv-keys 648ACFD622F3D138
$ sudo apt-key adv --keyserver keyserver.ubuntu.com --recv-keys DCC9EFBF77E11517

NO_PUBKEYの個数繰り返す。
$ sudo apt upgrade
$ sudo apt autoremove

#Sambaのインストール
$ sudo apt update
$ sudo apt install samba
インストール途中でSamba サーバおよびユーティリティというのが出る。
あなたのコンピュータがネットワーク上の DHCP サーバから IP アドレス情報を取得しているのであれば、DHCP サーバはネットワーク上にある WINS サーバ (NetBIOS ネームサーバ) についての情報を提供することもできます。DHCP で提供される WINS 設定は /var/lib/samba/dhcp.conf から自動的に読み込まれるため、smb.conf ファイルを変更する必要があります。この機能を使うためには、dhcp-client パッケージがインストールされている必要があります。 DHCP から WINS 設定を使うよう smb.conf を変更しすか。
 <はい>/<いいえ>
>はいを選択
$ sudo nano /etc/samba/smb.conf
文末に以下の5行を追加
----------------------------------------------
[pi]
path = /home/pi
read only = No
guest ok = Yes
force user = pi
----------------------------------------------
$ sudo service smbd restart
$ sudo systemctl enable smbd

インストールできない場合には、sources.listを元に戻してみると、上手くいくかも。

#Swapファイルの無効化
$ sudo swapoff -a
$ sudo apt-get purge -y --auto-remove dphys-swapfile
$ sudo rm -fr /var/swap
$ free -hで確認。Swapが0Bなら成功。 

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